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執筆者の写真菊池 邦夫

米国の住宅系不動産は大変な値上がりになっています。

さて、驚くことに最後にブログを更新したのが昨年の10/末であったことに今気づいた。昨年末から投資家のご要望でいくつかの取引が進んだこともあり、全くブログに手をつけられなかったのだ。2021年春もたけなわであるが、米国不動産の状況は私の予期していた状況からはかなり違った様相となってきている。

まず、住宅系が大変なことになっている。値上がりが凄すぎるのである。歴史的低金利、住宅供給不足、継続する人口増などの状況は十分理解しているつもりであったが、かくも値上がりしているとは想像以上である。いくつかデータをご紹介したい。


これは2018から最近の住宅価格(HPI:ホームプライスインデックス)の対前年増加率である。昨年後半からエリアによってばらつきはあるが、一部では2桁増に突入している。

次は住宅在庫の推移である。圧倒的に住宅は足りない。人口絶対数は増えているのに、住宅供給は減っているのである。


このような結果、Zillowはこの9月には全米平均でも対前年比で2桁増を優に超えると予想している。本当にどうなるのであろうか?


好調な住宅系不動産に比較すると、オフィスは厳しい状況が続いている。本件は次回報告したい。

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