菊池 邦夫2021年4月14日1 分米国の住宅系不動産は大変な値上がりになっています。さて、驚くことに最後にブログを更新したのが昨年の10/末であったことに今気づいた。昨年末から投資家のご要望でいくつかの取引が進んだこともあり、全くブログに手をつけられなかったのだ。2021年春もたけなわであるが、米国不動産の状況は私の予期していた状況からはかなり違った様相と...
菊池 邦夫2020年10月27日2 分不動産を再考せよ ー米国からの示唆(オフィス編)ー米国の不動産市場で起こっていることは日本の先行指標となることがよくある。市場が違うため全てがその通りになるわけではないが、日本の将来を考える十分な参考資料となるだろう。 次のスライドに米国のオフィス市場に起こってきていることを整理した。これまで公共機関や安定企業などは長期テ...
菊池 邦夫2020年10月2日3 分米国商業不動産業界にも迫りつつある崩壊(ディスラプション)現在ZillowをはじめとしてiBuyer達が住宅不動産業界で起こしているディスラプション(崩壊)が続いている。私は、同様なことが商業不動産の投資市場に影響を及ぼすのは少し先であると甘くみていた。しかし、現実は崩壊はすでに始まっていると言えそうだ。私は今自分の不勉強を恥じて...
菊池 邦夫2020年6月2日4 分「失敗しないための米国不動産投資」を上梓しました。https://www.amazon.co.jp/gp/product/4910282017 で購入できます。プロローグ・ページをこのページの末に掲載しています。 プロローグ 2020年4月、ようやく本書の執筆が終わろうとしている。しかし、年初来のコロナウイルスの影響が世界...
菊池 邦夫2020年5月18日3 分米国金融クライシスから学ぶコロナ後の不動産投資を考える今後の米国不動産を考える際に、米国での金融クライシス(リーマンショック)の後どんな回復の奇跡があったのかについて振り返ることは、コロナ後の世界を洞察するのにも必ず役立つと信じている。一方で、金融クライシスの性格は今回のコロナ禍とは全く異なるものである。リーマンショックは金融...
菊池 邦夫2020年5月9日2 分コロナウイルスの米国不動産へ与える影響について 5/9/2020時点ご存知の通り昨日5/8米国ではコロナ後の失業率が発表された。以下は5/9日経新聞に掲載されていた米国失業率に関する記事からの抜粋である。これによると、米国失業率は戦後最悪とのことである。しかし、昨日の米国株にはこの影響はなく、むしろ株価が$450超も上昇した。高い失業率はす...
菊池 邦夫2020年4月9日2 分コロナウイルスの米国不動産業へ与える影響 2020年4/9時点(4/9, 2020年現在でのコロナの経済への影響見通し) コロナの新規感染率は今後二週間で下降を示すだろう。しかし5月中旬までは外出禁止令が継続する。 雇用状況は2021年まで下降曲線をたどる。失業率は6.2%にまで達するだろう。(2月は3.5%で史上最低であった。)...
菊池 邦夫2020年4月6日3 分「失敗しないための米国不動産投資③」安全な実物資産投資に米国を選択する理由 なぜ不動産投資を考えるべきか? 投資を考える場合は、期間(短期、中期、長期)と期待果実(流動性、安定性、収益性)がベースになると思う。そして不動産は短期、流動性の高い投資ではなく、どちらかというと中長期で、安定性(賃料収入)と収益性(キャピタルゲイン)がある投資だと言える。...
菊池 邦夫2020年4月3日3 分「失敗しないための米国不動産投資② リクルートコスモスでの経験私は30年以上前に学校を卒業すると、情報産業として今ではだれもが知っているリクルートに就職した。(まだ正式には日本リクルートセンターという名前であった。)当時はまだあまり世に知られた会社ではなく、多くの同期とともに、親の期待を裏切って入社した世代だ。親からは「大学まで出して...
菊池 邦夫2020年4月3日4 分「失敗しないための米国不動産投資」① プロローグ2020年4月、ようやく本書の執筆が終わろうとしている。しかし、年初来のコロナウイルスの影響が世界に甚大な被害を与えている。そして日本へのさらには米国への影響は計り知れない様相を呈してきた。影響が数年に亘る可能性も出てきた。本書に書いたことの一部が過去の話として全否定される...